つかもとのある益子町では、年2回開催される「益子陶器市」をはじめ、
人間国宝「濱田庄司」のアトリエ兼自宅を改築した「益子参考館」など、
益子焼きにまつわる多数の施設がございます。
その他、益子の自然や食材を堪能できる施設もあり、
家族づれでも楽しめる観光スポットとなっています。
ましこ悠和館(旧南間ホテル別館)は明治15年創業、現在の上皇陛下が皇太子時代に学童疎開の折に滞在された建物です。その当時、「終戦の詔書」の玉音放送を聞かれた「御座所」の間が今に残ります。国指定の登録有形文化財となり、一般拝観できる「平和のギャラリー」には当時の貴重な書物、新聞、写真などを解説と共に展示してあります。また客室数5部屋の宿泊施設として2020年2月22日より開館しております。
昭和41年(1966年)から開催されている益子の恒例行事で、「とちぎのまつり100選」にも選ばれています。春・秋の年2回開催され、春には約40万人、秋には20万人以上の人々が訪れる、町を挙げての一大イベントとなっております。湯呑や箸置き、皿などの日用雑器から壺・花瓶などの美術品まで通常の価格より安く販売されます。その他、地元産の農産物なども販売され、人気を呼んでいます。
陶器店の数は約30軒。軒先に並ぶ素朴な陶器は、観光客の目を楽しませてくれます。広い歩道やトイレなども完備され、ゆったりと散策を楽しむことが出来ます。
長い階段をのぼりつめると、正面に楼門、左手に三重塔と鐘楼、右手に国内でも珍しい笑い閻魔大王、そして中央奥に本堂がそびえています。楼門と三重塔、そして本堂内の厨子が国指定重要文化財に指定されています。
面積約31haのなだらかな丘陵地で、アカマツ、コナラ、クリ、ヤマザクラなどの落葉広葉樹でおおわれている里山林です。休憩・宿泊・レストランの施設「フォレスト益子」や、SDレンズを使用した日本最大級の屈折望遠鏡を備えた天体観測施設があります。
静かな里山にたたずむ温泉旅館です。生産者がこだわりをもって育てた食材を使った料理と、里山の自然を楽しめる露天風呂など、日々の喧騒を離れて心安らぐひと時を過ごせます。
濱田庄司のアトリエと家だった益子参考館は、つかもと広場から徒歩5分にです。タイムトリップしたような静かで緑が豊か土地にはいくつかの建物があり、濱田庄司自らが長い時間をかけて蒐集した陶磁器、漆器、木工、金工、家具、染織などを展示・公開しています。四季折々の表情が楽しめる素晴らしい環境です。浜田庄司が目指した民芸の真髄がつまっています。
益子陶芸美術館では人間国宝濱田庄司や島岡達三などの作品を展示するほか、年間を通じ国内外の様々な現代陶芸の企画展を開催しています。また、敷地内に「濱田庄司邸」を移築し、濱田が愛用していた登り窯なども復元されています。
1937年創業の益子町で唯一の酒造として、今も変わることの無い情熱と手仕事、そして酒蔵を守り続けております。外池酒造店を代表する「燦爛」は国内の鑑評会で数多くの受賞歴があり、海外でも高い評価を受けております。
「道の駅ましこ」は、益子の土地で育った新鮮な農産物や加工品、工芸品などの物産を直売する「ましこのマルシェ」、定食をはじめ、その日の美味しい野菜が食べられる飲食施設「ましこのごはん」、観光案内から益子への移住相談ができる「コンシェルジュ」があります。また、企画展示・ワークショップ、オープンスペース貸し出しなども行っています。